【チャレジョブセンター桶川】就労準備性ピラミッド(職業準備性ピラミッド)をチェックしてみましょう!①
皆さんこんにちは。チャレジョブセンター桶川です。
今回は、「就労準備性ピラミッド(職業準備性ピラミッド)」のお話をしてみようと思います。
この図の中には、仕事に就くうえで、とても大事な要素がたくさん含まれています。
そのため、何回かに分けて、ご紹介します。
まずはこちらをご覧ください。
文献(ぶんけん)、資料によって少し違いがありますが、おおむねこのような図で表します。
この図は、就労移行支援事業をこれから使ってみようという方、またはそれ以外の就労支援を利用してみようという方、あるいはこれから就職や転職をしようとする方々や、現在仕事をされている方にも、セルフチェックや気づきのためになる、とても役立つ図だと思います。
障がいがあるないに関わらず、人が仕事をする上で必要な5つの要件を、下側の土台から、優先順位(ゆうせんじゅんい)ごとに、上に重ねる形で示しています。
働くどんな人でもこの図中の「すべてが完ぺき」ということはないと思います。まずは、ご自分がきちんとできている部分と、不十分な部分を見分けることが大切です。
不十分なところがわかれば、そこを改善、向上するようにしましょう。
どんなに適性のある職業についたとしても、またどんなに仕事の能力が優秀でも、働き続け、継続的に成果を出し続けるには、ピラミッドの底辺からしっかりと準備が整っていることが必要です。
そして、それらはいつも、お仕事に就いた後も、メンテナンス(整えて、維持し続けること)をしていくようにしましょう!
【就労準備性(職業準備性)】とは・・・?
個人の側に、職業生活をはじめる(再開、継続も含む)ために、必要な条件が用意されている状態を指します。
先ほどの図に説明を加えると、このようになります。
(右側の、囲み部分)
チャレジョブセンターのような就労移行支援事業でお手伝いできる、支援させていただくのに適している部分と、まずはご自身で準備性を高めていただく必要がありそうな部分とがあるように思っています。
特に、先ほども述べましたように、ピラミッドの土台部分の健康管理や日常生活管理については、ご自身での向上の努力や取り組みが、どうしても必要です。
ご家族、また医療や他の支援機関の相談員の方々などのご協力も不可欠です。
ピラミッドの頂点部分、職業適性だけを向上させようとすると、バランスが崩れてしまいます。
私も気を付けたいと思いますが、しっかりとした土台作りから、就労や就労の継続(けいぞく)を目指していきましょう!
(参考リンク)
『令和4年度版 就業支援ハンドブック』(全編デジタルブック)
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
※参照図は23ページの掲載されています。
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