チャレジョブセンター鴻巣の卒業式。
こんにちは。チャレジョブセンター鴻巣です。
就労移行支援事業所とは??
”障害を抱えながらも、就職に向けてがんばる方たちのサポートをするところ。”
今日もここから巣立って行く1人の利用者さんがいます。
11月から、その方にとってはじめての就職がスタートします。
チャレジョブセンター鴻巣でこれまで経験したことをご本人に書いていただきました。
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チャレジョブセンターには両親の薦めもあり昨年の2月から通わせていただいていました。桶川事業所を利用しておりましたが、同年11月に新設された鴻巣事業所に移行しました。
入所当初は週に通所する回数がとても少なく、慣れることができるのかとても不安でしたが、職員の方々のサポートもあり徐々に行く回数も増やしていき、各種セミナーの受講や資格取得などの支援をしてもらい、着実に就職に向けて準備を進めることができました。
鴻巣事業所に入所して半年が経ったころ、障害者手帳を取得しオープンで就職することを薦められました。最初は躊躇しておりましたが、自己分析を行い、自分と向き合っていく中で、不得意なところを表に出し周囲の人に理解してもらいながら働くことで自分を出していけるし今よりもっと生きやすくなるのではないかと思い、取得することを決断しました。
その後は障害者雇用のお仕事を紹介して頂き見学、実習にも行かせていただきました。面接練習ではその都度内容を細かく変えて質問をしていただいたので、本番では回答に詰まることなく自分の言葉で伝えることができました。そして9月に内定を得られました。
苦手なことが多く、持病を抱えながらどうやって就職をしたらいいのだろうとずっと悩んでいたので、チャレジョブセンターに通わせてくれた両親や自分のために親身になって全面的にサポートしてくれた職員の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分はたくさんの人に支えられて今があるんだと改めて実感しました。本当にありがとうございました。
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これを読んで不覚にもグッときてしまいました。
なぜなら、この方はもともと「文章は書けない」、と言っていたからです。
こんなにわかりやすく、丁寧で人に伝わる文章がかけるようになったのことにまずは驚きました。
どちらかと言うと人と接するのは苦手な方だと思います。誰かと話したり、自分の意見を伝えるのも。しかし、こんなにも人って変わるんだ?!というほどみるみる積極的になり、率先して質問や相談、要求をされるようになりました。
文章中にもあるように、はじめは通所も難しく、午後からいらっしゃることがほとんどでした。もちろん、ご家族の協力もあっての今回の就職ですが、何よりもご本人の意識が180度変わったこと、もともと持っている「実力」が花開いた結果だと思います。
ほんとうにおめでとうございます!!
これからもチャレジョブセンター鴻巣スタッフ一同応援しています