今週の一冊*チャレジョブセンター浦和
チャレジョブセンター浦和の大川です。
先日絵本作家のエリック・カールさんが逝去されました。91歳でした。
エリック・カールさんといえば「はらぺこあおむし」なのでしょうが、私はこちらの「とうさんはタツノオトシゴ」が大好きです。
チャレジョブセンター浦和では「今週の一冊」というコーナーを作り、スタッフがおすすめの本を紹介しているのですが、6月はどうしてもこの本を知ってもらいたくて実はすでに2週間紹介を続けています。
父の日もあるので6月になるとついついこの絵本の話をしたくなります。
タツノオトシゴはお母さんがお父さんのおなかに卵を産み、お父さんがおなかの袋で卵を育てます。
卵を育てていく過程で子育てをするいろいろな魚たちと出会う絵本なのですが、「イクメンパパ」への応援としてすごく素敵な絵本です。
ストーリーもとてもいいのですが、エリック・カールのカラフルな絵は梅雨のじめじめした気分を忘れさせてくれる華やかさがあります。
また翻訳された絵本は日本語部分に不自然な表現があったりするのですが、この本は「100万回いきたねこ」の佐野洋子さんが日本語訳されているので読み進めていくのもとても心地いいです。
明日の父の日のプレゼントにもおすすめですし、チャレジョブセンター浦和においでになる機会がありましたら今月いっぱいは紹介していますので(笑)是非手に取って見てもらいたいです。