障害者雇用で働くって?*チャレジョブセンター浦和
チャレジョブセンター浦和の大川です。
本日の土曜日イベントは「卒業生スペシャル」。
実際に障害者雇用で働いている卒業生に働き方や環境、チャレジョブで訓練していて役に立ったことなどを伺いました。
平日お仕事をしている卒業生さんが土曜日にもかかわらず3名も来てくださいました。
そしてわれらが花房さんもチャレジョブセンターの卒業生代表として参加。
3名のメンバーさんが集まり、それぞれの卒業生さんの話を真剣に聞いていました。
参加してくれた卒業生さんは他の障害者とともに農園で働いているHさん、学校事務としてご自身だけが障害者雇用で働いているTさん、医療法人の障害者雇用在宅勤務で働いているJさん、そしてチャレジョブセンター浦和でパソコンインストラクターをしている花房さんです。
それぞれ発達障害、精神障害、身体障害、難病と障害種別も様々だったのでメンバーさんもかなり参考になったと思います。
障害者雇用で働く上での共通のメリットとして多かったのは「ご自身の病状・状況や能力に配慮してもらえる」という部分でした。
一方でデメリットもしっかりと伝えてくれていて、デメリットの共通点としては「時間的な配慮(短時間での勤務)をしてもらえるからこそ、給与面でかなりシビア」という部分でした。
メリット・デメリットが出たところで、「自分が働く上で何を重視しているのか」という点がフォーカスされました。先ほどの時間的配慮と給与とのバランスが代表的ですが、ご自身が何を一番の選択基準として働きたいかという点は、就職活動をしていく上で欠かせない視点だと思います。
ここを押さえておくことで、長く働き続けるという大きな目標を達成することが出来るのではないかと思います。
最後に「チャレジョブセンター浦和の訓練内容で何が役立ったか」という質問では「MOSに取り組むことで自信がついた」「SST等のセミナーに参加することでコミュニケーション力が身についた」「就職活動をする上で自己分析が役に立った」という話が出ました。
今回、卒業生の成長を直接感じられるとともに話の内容がとてもよかったのでまた機会を見つけてこのような「障害者雇用の実際」を皆さんにお知らせできるような会を開催したいと思いました。
その際は是非、外部からのご参加もお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。