言葉の違い判別できますか? チャレジョブセンター桶川
就労移行支援事業所チャレジョブセンター桶川です。
今日は、いろいろな「言葉の違い」についてのセミナーが行われました。
講師は日頃から以下のような言葉の違いは何だろう?と疑問を持っていたそうです
例えば、
「問題」と「課題」
「原因」と「要因」
「配慮」と「考慮」
「合わせる」と「併せる」などなど
まず「配慮」は、
注意を払うこと、相手のことを考えて気を配ること
相手の迷惑を考えて、電話したり話しかけたりするなどの行動を考える
「考慮」は、
考えをいろいろと廻らせること
いろいろな要素を考えて、物事を考える
???あら?あの時自分が話した話題はあの人に伝わっているのかしら?
とちょっと考えてしまいます。
ご自身が会話で使っている言葉を、しっかりとした意味を確認しながら使えているでしょうか?
このように、似たような言葉がたくさんあります。
他の人との会話で間違った言葉を使うと、自分が考えていないような意味にとられてしまうかもしれません。
言葉の意味もさることながら、ちょっとした言いまわしや、ニュアンスの違いで話したことがうまく伝わらないとなるとコミュニケーションがスムーズにいきません。
ちなみに、
「問題」と「課題」
ここははっきりと覚えてください!というのが講師の言葉でした。
「問題」=あるべき姿(状態)と現実とのギャップのこと。
基本的には解決しなければならないこと。
一方「課題」=問題を解決する手段のこと。
つまり問題を解決するための行動や取り組みのこと。
この違いは仕事の場で、どちらのことを言われているのかをしっかり確認しないと、仕事が進まない!とか、協力しての仕事がやりずらいということにもなります。
しかし、言葉の意味を完璧に覚えている人はいません。
相手の方の言葉を注意深く聞くことがまず重要です。
そのうえで、もしわからなれば「もう一度教えてください」と素直に聞きましょう。
相手の方はもう少しわかりやすい言葉で教えてくれるかもしれませんし、逆に調べるヒントをくれるかもしれません。
聞いてしまえば、簡単なことも、質問しないことで仕事が進まなかったということになるかも。
さらにメモをするともっといいですね。わからないことを字で書くだけでも、覚えるきっかけがつかめます。
お仕事は、実際のお仕事作業だけに限らず、いろいろなことを知ることで回っていくものです。
でも、焦らずに!!
まずはわからないことを周りの人に質問することを訓練することが、今のあなたには必要なのかもしれませんよ。
チャレジョブセンター桶川では様々な訓練を通して、お仕事をする上でのマナーや相手への対応の仕方なども覚えていただきたく、セミナーを行っています。
セミナーだけの見学もOKです。
お気軽にご連絡下さい。