就労移行支援事業所チャレジョブセンター仙台の1日~ハローワークへ行く~
こんにちは。
今日は久しぶりにほっこりとする暖かさで、なんだか穏やかに過ぎていく時間・・・
といいつつ、午後からお隣のMTビルにある、ハローワーク仙台へ行ってきました。
メンバーさんが初めて、ハローワークに登録するためです。
※写真はハローワーク入口
ハローワークといっても、いろいろな窓口があり、障害者枠でのお仕事を検討している場合、仙台市内にお住まいの方は、専門援助第2部門での登録が必要となります。
事前に、打ち合わせをした上で、専門援助第2部門の窓口へ!
登録する方が希望する職種、雇用形態、月収、就業場所等、ご自身が求人票を見た際に確認する条件の部分について、登録カードに記入して、窓口の相談員の方とお話をしながら確認します。
その後、障害について配慮が必要なこと(例えば、音が苦手、杖を使って歩行するので、段差は苦手など)を相談員の方にお伝えします。
とても話しやすい雰囲気ではあるものの、相談員の方とも初対面であったためか、思っている言葉がスムーズにでないことに、登録に行かれたメンバーさんはやきもきされたようです。
同行した職員がフォローをしていたのですが、帰り道で「あれ(職員がフォローのために言っていた言葉)を自分で言えないといけない」と反省されていらっしゃいました。
その向上心に、感心してしまう私ですが、今回は初めての場所、初めてお会いする方。
「やってみて、うまくいったこと、いかなかったこと、次、よくするためには、どんな準備をしてみたらうまくできそうか」という振り返りになればいいなと思いました。
何回か経験するうちに、「あそこはよくできた」と自分を褒めたり、「あの一言はまずかったから、気を付けよう」と反省したりなど、経験とご自身がいろんなことを感じたことが積みあがっていくはずです。
その振り返りって、修正して、悩んだり、反省したり、褒めあったりして、一緒に成長できればいいな、とわたしは思いながら日々、メンバーさんと一緒に過ごしています。その先メンバーさんの望む「納得いく自分」が見えること祈りつつ・・・
そうそう、相談員の方に聞かれるであろう内容を午前中に、メンバーさんと私とで話したのですが、質問にはとてもスムーズに答えていらっしゃいました。事業所の中、職場、ハローワーク、見学先の企業など、いろんな場面でいろんな方と話したり、いつもと違う場面で話す、ということも就労に向けた大事な訓練になっているのだと感じました。(一緒に行った職員も何度行っても、手汗がすごいといっていました)
春が来るまでには、仕事を決めたいと思っているメンバーさん。
「1月2月、仕事が決まるように頑張ろう!」
と帰り道に決意を力強く私に語ってくださいました。