『子ほめ』～落語の世界へようこそ～　【チャレジョブセンター桶川】

落語家さんは「見習い」「前座」「二ツ目」「真打」の階級があり、 『子ほめ』は「前座」さんがよく高座(舞台)でかける演目です。 15分ほどの噺(はなし)です。

 

私は落語が好きで、以前、落語教室に通っていました。

楽しい時間をお届けできたら、と思い、当時愛用していたМDで 繰り返し『子ほめ』を聴き、稽古しました。

この『子ほめ』は、16年ほど前に落語教室で発表したもので、 ところどころ忘れていました。 セリフとセリフをつなぐ接続詞が似たような表現があり、 区別して覚えるのが大変でした。

 

また、落語には上下(かみしも)があります。 客席から向かって右方を上手(かみて)、左方を下手(しもて)といいます。 登場人物が複数人になると、この上下がしっかりできていないと 誰が話しているのかお客様は分からなくなります。 意識して覚えました。 また、登場人物によって声色を変えるのもポイントです。 自宅で稽古している時は、いつもつっかえずに最後までできました。 “自分自身、楽しんでやろう”と意気込んで本番に臨みました。 1ヵ所つまずいて、セリフが書かれているノートを見て再開したのが 少し悔しかったですが、皆さんたくさん笑ってくれてとても嬉しかったです。

 

約15年ぶりの高座復帰となりました。 偶然にも、その日は私のXX回目の誕生日で、忘れられない1日になりました。 このような機会をつくってくださり、ありがとうございました。

 

『子ほめ』と同じく、以前覚えた『寿限無(じゅげむ)』を また覚えなおそうと決めました。

そして、何十年かかるか分かりませんが、「社会人落語日本一決定戦」に 出場したいです。

かつての趣味を再開させることができる喜びを、今、ひしひしと感じています。

 

“笑えれば、大丈夫!!” 私のモットーです。 読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

いかがでしたか？

Kさんは皆さんが理解しやすいように独特な言い回しや、難しい言葉について事前に手作りの資料を用意して解説してくれました。

 

聞き手目線で考えて準備をしてくださったこと、練習を重ねて披露されたこと、

思わず笑っちゃう楽しい時間をみんなと共有できたこと…素敵で愉快な時間でした。

Kさん、本当にありがとうございました。

 

メリークリスマス！🎄

☆チャレジョブセンター桶川は、PC・軽作業・手先訓練・セミナーなど、スキルの向上に役立つ様々な訓練をご用意しています。

 

☆障害（身体・知的・精神・発達）や難病等をもたれている方々の就労をサポートさせていただいています。

 

☆随時見学を受け付けておりますので、 ぜひお気軽にお問合せください 。

 

☆通所される方には、ご希望によってお弁当（昼食）をご提供しています。