アグリア卒業生の声【Agria/就労移行】

2024年10月18日

こんにちは。Agriaの就労移行支援スタッフです。

Agriaの就労移行では、就職が決まった方に通所中の思い出を文章にまとめてみることをお勧めしています。どんな訓練が役に立ったのか、印象深かったことは？

また、お仕事が始まってからではなかなかできないことを、残りの期間で悔いのないよう、今何がしたいですか？と改めてご希望を伺っています。アグリアでやり残したことはないですか？というふうに。

今回は『復職』のため、Agriaに通われたIさんの作文を掲載します。

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私がアグリアで復職支援を利用したきっかけは、家と勤務先での精神状態をチャレジョブの職員さんと勤務先上司に相談したところ入院することになり、しばらくの間休職し、心身ともに休養することになりました。入院・治療のおかげで精神状態は安定し、なんとか生活できるようになりましたが、気力・体力共に落ちてしまい、生活リズムが崩れていた私はアグリアへ通うことにしました。

アグリアで私が最初に行った作業はミサンガ作り、スクラッチアートです。いままでやったことない作業でわくわくしながら取り組みました。作品は周りの職員さん、利用者さんに褒められ自己肯定感が高まりやる気が戻っていきました。

次に私はビジネスマナー、資格勉強、コミュニケーションなどのセミナーに参加しました。ビジネスマナーでは、会社での感覚を思い出すきっかけになり、復職までの緊張感が高まりました。コミュニケーションセミナーでは伝え方、傾聴を学び実践しました。会社では人との関わりは必要なので、療養中コミュニケーションをあまりとれていなかった私にはリハビリになり、復職への準備ができていきました。

資格勉強では、目指していた資格を無理のないスケジュールを立て、集中できる環境で勉強に取組めました。試験は復職後になりますがコツコツと勉強し合格を目指したいです。

そして職員さんとの面談、相談で自分の現状把握と気持ちの整理ができました。

復職先でもアグリアでの経験を活かして仕事に取組めたらいいなと思います。

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すでに復職され、元気に通っているIさん。卒業の日は恒例「就職の木」に押印していただきました。