数字から見る障害者雇用【チャレジョブセンター桶川】
就労移行支援事業所 チャレジョブセンター桶川です。
今日は少し「数字から見る障害者雇用」というお話しをしようと思います。
とはいえ、そんなに複雑なお話しではありませんので、お付き合いいただければ幸いです。
まず、新規就職者数について厚生労働省の「令和4年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめ」(令和5年5月31日公表)(※1)を見ますと、10万件以上の新規就職者数が出ています。
さらに、令和5年の厚生労働省による「障害者雇用状況調査」(令和5年12月22日公表)(※2)では、従業員43.5人以上の企業に、およそ64万2千人が雇用されています。
法定雇用率も現在2.3%のところ、実雇用率は2.33%と上回っていました。
(なお、法定雇用率は今年4月から2.5%に引き上げになります。)
10年前の「障害者雇用状況調査」(平成25年11月19日公表)(※3)では、およそ40 万9千人の雇用でしたので、比較ではおよそ1.6倍になっています。
(なお、当時の法定雇用率は平成25年4月1日に改定されて、民間企業の場合は 1.8%→2.0%となっていました。)
いっぽうで、課題も見てえてきます。
令和4年度ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況では1年間に10万件以上の就職件数(新規就労)がありましたが、令和5年「障害者雇用状況調査」では雇用障害者数の増加が年間約2万8千人にとどまっています。
これはなぜなのでしょうか?
もちろん、両調査の間には、「ハローワークを通じた」という前提条件、調査集計期間、さらに就労先の種別(民間企業か、公的機関を含めているか)などについて違いやズレがありますので、単純に引き算できるものではありません。
しかし、いずれにしましても、就労された障がい者の方々にとって働き続けることが難しい現状であることが見て取れます。
弊所のような就労支援機関としましては、ご本人の就労準備性を向上していただくサポートをすることが重要なことはもちろん、雇用先の企業等にも障がいのある方々が働き続けやすい環境整備などの合理的配慮を従前以上に行っていただけるように連携、協力し、より実効性のある就労定着に向けた支援を行っていく必要があると考えています。
(参考サイト)
※1
厚生労働省 令和4年度 ハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめを公表します~障害者の就職件数が、コロナ禍以前の水準に向けさらに改善~
※2
厚生労働省 令和5年 障害者雇用状況の集計結果
※3
厚生労働省 平成25年 障害者雇用状況の集計結果
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〈お弁当MENUの一例〉
・麻婆豆腐
・春巻き
・中華海鮮焼きそば風
・かぼちゃのサラダ
・白米
※インスタントのお味噌汁もドリンクコーナーにご用意しています。 よろしければお好みでご利用ください。
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