障害のある方々が就労されることについて⑤【チャレジョブセンター桶川】
新年あけましておめでとうございます。
チャレジョブセンター桶川です。😊 いかがお過ごしでしょうか。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年末から引き続き、障害のある方々が就労されることなどについて、経験してきたことも含めて、書かせていただきます。
今から10年弱前のことです。⏱
数年障害福祉ではない福祉分野で働き、久しぶりに戻った障害福祉の職場は、グループホームと就労継続支援B型事業所でした。
当時私が勤め始めたグループホームは、基本的に、日中は何らかの就労をされているか、デイケアなどへの通所をされている方を対象にしていました。
入職当初、先輩職員から教えていただいたことは「うちのグループホームは「滞在型」(たいざいがた)ですよ」ということでした。
グループホームには、原則、利用の期限がない「滞在型」と、2年から3年程度で一人暮らしに移っていただく「通過型」がある、と教えていただきました。
就労そのものの話からそれてしまいますが、グループホームには、こうした滞在期間の話とは別に、「介護サービス包括型」、「外部サービス利用型」、「日中活動サービス支援型」の3つの類型があります。
あるいはそこに「サテライト型」を加えて4類型と言われることもあります。
(参考)厚生労働省 「障害者の居住支援について(共同生活援助について)」
より、24ページ等をご参照ください。
次に勤めた同法人内の就労継続支援B型事業所は、キーホルダー作成やボールペン組み立て、医療用コットンの組み立て(積み上げ)、コンサートなどのイベントグッズの封入など内職的な作業と、一軒一軒チラシなどを投函していくポスティング作業をしていました。
請負う単価としては、医療用コットンと、チラシ等のポスティングが高い金額だった記憶があります。
ここでの工賃(ご利用者様方のいわゆる時給、給料)は、1時間当たり100円でした。
初めに勤めた作業所と、この就労継続支援B型事業所では、支援させていただくという仕事の内容としてはそれほど大きな違いは感じなかったものの、時代の変化は少々感じました。
一つは、「個別支援計画」を立てる、ということでした。
(参考)
兵庫県社会福祉事業団 「サービス等利用計画と個別支援計画の関係」
ご参照ください。
一通り研修も終わった後に、「個別支援計画」について、先輩からお話を伺う機会がありました。
その先輩は、「以前はこういう計画はなかったわけですけど、どういうことを目指しているのかといったことについて、ご本人にもご家族にも、また対外的にも明確になったということは、良いことだと思っています」という説明をしていただきました。
また、変化を感じた二つ目は、「工賃アップ!」ということがかなり言われるようになったということでした。
工賃向上のための外部のコンサルテーション(専門家の診断や鑑定、助言を受けること)の費用について、行政から補助金がでたり、複数の障害福祉事業所や施設が作業を共同受注する仕組みが整えられようとしたりしていました。
(参考)
平成19年9月18日 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 障害保健福祉関係課長会議 資料5 「工賃倍増5か年計画の実現をめざして‥・」
埼玉県ホームページ 工賃向上の推進
埼玉県 工賃向上計画 (令和3年度~令和5年度)
私が勤めていた事業所では、「工賃を上げるために!」と、どんどんと内職を引き受けた結果、利用者さん方が帰られるまでに作業が終わらず、スタッフみんなで夜9時ころまで残業し、請け負った作業をこなした思い出も何度かあります。
利用者さん方には、夏と春に、作業収入の蓄積分をボーナスのような形で月々の工賃とは別に、お渡ししていました。
その分の金額を含めましても、平均工賃は、たしか130円に届くかどうかでした。
「なかなか厳しいな・・・」と感じた記憶があります。
また、工賃を高めることができた先行事例も、職員みんなでだいぶ調べて、研究したり、検討したり、時には見学させていただいたりもしました。
当時、飲食関係と農業関係の事業所が、工賃を向上させている印象がありました。
いずれにしましても、就労継続支援B型事業所を検討される際には、こうした工賃面と、実際の作業、お仕事の内容や事業所の雰囲気など、いろいろな面をご確認されて、ご自身の生活や就労のイメージに合った事業所を選ばれることをお勧めします。
引き続き、もう少々このテーマで書かせていただきます。
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また、12月より、就労移行支援事業所 チャレジョブセンター鴻巣Ⅱが、就労継続支援B型事業所も併設した多機能型事業所 Agria(アグリア)となりました。
併せてぜひご検討ください。
(参考)
「チャレジョブセンター鴻巣Ⅱ」は「Agria」へと生まれ変わります
チャレジョブセンター フェイスブック 「Agria(アグリア)」を開設
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